九州の山(第5日:開聞岳)

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 薩摩富士とも呼ばれる開聞岳は、形が美しい。以前に観光できた時に、観光スポットである「長崎鼻」から見て以来、憧れていた。右は、その時のものである。



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 今回は、北側山麓にあるふれあい公園の広い駐車場に車を止めた。ここには、キャンプ場もある。

 右は、隣の運動場より見た朝の開聞岳である。頂上まで木に覆われているようだ。



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 ガイドブックによると、登山道は、山を取り巻くように螺旋状になっている。

 道は、殆ど頂上近くになるまで常緑樹林の中で、外界が見えるのは数ヶ所しかなかった。



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 駐車場から、約2時間で頂上に着いた。

 火口もあるという広い頂上部で、開けているのは北側のごく一部だけであり、大半はジャングルのような常緑樹でびっしり覆われていた(下写真)



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 下写真は、頂上から北方向を見たもので、正面の大きい湖は、一時ネッシーならぬ“イッシー”で話題になった池田湖である。

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 ここでも多くの登山者に出合った。

 下山中、下から

 「用事をしてますから、ちょっと待って下さい」

 と声が掛かった。50~60才台の5,6人の女性グループが、休んでいた。まもなくOKが出たので、気が付かない振りをして傍を通って下りた。皆、何事もなかったような顔をしていたので、ご当人が誰だか分からなかった。急斜面で、傍が薮だったので、避難するすべがなかったのだ。
 こんな珍事に会ったのは初めてである。それにしても、女は強い。男は恥ずかしがり屋だから、きっと顔に出る。


画像【知覧特攻平和会館】
 今日の宿は、国分にとった。途中、知覧に寄って、知覧特攻平和会館に入った。
 かってここには、陸軍の特攻基地があった。特攻平和観音堂、特攻銅像、遺品や写真・史料などを納めた特攻平和会館がある。展示されている史料の数は膨大で、一人ひとりの遺書を見ることも出来るらしい。写真には、遺影だけでなく、日常生活や地元民との交流場面なども多く含まれている。それらにはまだ幼さが残る笑顔も少なからずあって、見ていて込み上げてくるものがあった。広い駐車場には、大型バスも来ており、会館内にも多くの人がいた。



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 右写真は、敷地の一角にある朝鮮半島出身者への追悼碑である。


「アリランの 歌声とほく
   母の国に 念い残して 散りし花花」



画像【知覧武家屋敷】
 高い石垣の上に生け垣がある通り(下写真左)の一帯は、江戸時代に、中下級武士の屋敷があった所だそうで、現在、7戸の庭を見学できる。

 庭には、どこか普通とは違った趣が感じられる。生け垣は、通常水平一直線になるように刈られるのに、ここの槇の垣は部分的に山型に剪定されていて、垣根と言うよりは、庭木や石と一体となって「庭」を形作っているようだ(右写真)。

 屋敷の門を入ったところに、中が直接見えないように塀のような生け垣があるのも珍しい(下写真右)。



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   (続く)


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