小野市・浄土寺

画像 小野市にある、奈良・大仏殿再興の大勧進を務めた重源が建てたと云う、国宝の浄土寺・浄土堂を訪ねた。

 浄土堂は、寺院らしくない変わった建物である。
寄せ棟瓦葺きの正方形の建物で、内部は約18m四方の板張り空間、中央部に1辺約6m正方形状に4本の柱があるだけで、天井は張ってない、「天竺様」という建築様式だそうである。
装飾類も一切ない。(Wikipediaに平面図が載っている)

 4本柱の中央に須弥壇があって、その上に快慶作国宝の巨大な阿弥陀三尊が立っている。中央の阿弥陀像は高さ5m30cmであるという。
拝観料500円を払えば、4本の柱と阿弥陀三尊しかない薄暗い巨大空間を自由に歩き回ることが出来る。

 須弥壇があるから、阿弥陀様の高さは7m50cm、様々な角度から見上げることが出来る。日頃から仏像を見て美しいとか、心を動かされることはない。記憶に残っているのは、広隆寺の弥勒仏と鎌倉の大仏だけであるが、周囲を回って斜め横から見上げたとき、突然心を揺さぶられる様は気がした。この阿弥陀像は、この先長くはないけれど、一生忘れられない仏像になりそうだ。

(注)浄土堂(寺内の説明板より引用)
 「浄土寺は俊乗房重源上人により、東大寺領大部之荘内に建てられた。
            (中略)
天井を張らない化粧屋根裏、太い円柱に差し込まれた肘木、それにかかる虹梁、鼻隠板を打った軒などにその特徴がうかがえる。東大寺南大門とともに「天竺様」を伝える貴重な建物で、お堂としては、わが国唯一のものである。」


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(国宝の浄土寺浄土堂)



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)は、同じ境内にある八幡神社の拝殿で、()はその内部である。

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(八幡神社拝殿) 

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