「思ひ草」が咲いた

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 植栽もなく、ただ何もないのが取り得(?)の市営緑地でナンバンギセル(南蛮煙管)が咲き出した。

春は子供が駆け回る草地も今は丈の高い雑草で覆われ、その一部は毎年萱原となる()。
その萱の茂みの中にそれに寄生するナンバンギセルが咲くのだ。此処の里山愛好グループが萱原の一部を刈って急拵えの花の観賞通路を作った。

 ()は、ナンバンギセルである。
右)は花の中を覗いたもので、垂れ下がった半球状のものは、雌蕊の柱頭らしい。


 煙草が日本に入る前は、何と呼ばれていたか、調べたら、万葉集第10巻に1首だけ「思ひ草」の名で歌が載っているという。

 道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何をか思はむ (作者不詳)

  (原文: 道邊之 乎花我下之 思草 今更尓 何物可将念)

「南蛮煙管」は、そのものずばりで文句の付けようもないが、物思う風情に見立てた万葉人の感性に軍配を挙げたい。だが疑問も湧く、庶民は別の名で呼んでいたのではないか、「思ひ草」は歌を詠むほどの生活にゆとりのある層の遊び言葉ではなかったか・・・


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(左:南蛮煙管、右:花の中) 



 女郎花が終わって、男郎花に出番が回ってきた。

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(ミズヒキの花)



 

スズメバチも小さな花と並べると、意外に可愛い ^^;)

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(アレチウリとスズメバチ)

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