サユリスト



 NHK-BS プレミアムシネマで昭和38年制作の「伊豆の踊子」を観た。主演は吉永小百合、18才。

吉永小百合の映画を観たのは、多分、同じNHK-BSの「母べい」と今回の2回だけである。TVドラマも、記憶にあるのは「夢千代日記」くらいで、若い頃のものは全く観ていないはずだ。
結婚以来「映画館」に行ったのは2度あったかどうか。
映画を観るのは、もっぱらCM付きのTVでである。

 昭和30年代の中頃だったろうか、「サユリスト」と云う言葉があった。小百合のファンのことで、東大生にも多いというのを聞いて、「何と軟弱な、ミーハーと同じではないか」、将来を約束されているエリートが何たること、と呆れたことを覚えている。

 さて、「伊豆の踊子」、実によかった。
特に、15才の主人公の踊り子「かおる」が、旧制高校生と映画を見に行くことに胸を躍らせていたのに、急遽お座敷が掛かって断念せざるを得なかった、そのお座敷で踊り続ける姿がよかった。ショックから僅かな時しか経っていないのだから、普通なら、その無念を押し殺して踊りに打ち込むように描かれる場面だろう。しかし映画では、そんなことなど全くなかったかのように、客にサービスを振りまきながら無邪気に踊り続ける・・・、原作通りなのか、西河克己監督の演出なのか、踊る場面が長く続いた。実年齢は18才かもしれないが、15才の旅芸人の踊り子になりきっていた。

浪花千栄子と大坂志郎は、さすがベテラン、いい雰囲気を出していた。だが学生役は誰か、しばらくは分からなかった。当時の彼を全く知らなかったし、名前の記憶もないから、現在の役者の顔の中から推定する他ない、ようやくのことで高橋英樹(当時19才)にたどり着いた。

当時これを観ていたら、今の自分なら無条件にサユリストに、でもその頃はまだ突っ張っていたから・・・

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<youtubeの動画>
http://www.youtube.com/watch?v=u-wvP5oC9b4
http://www.youtube.com/watch?v=oqTpBWv1QRc

wikipedia によると、そのほかにも、時の売れっ子を主役に据えた作品が多くある。
①『恋の花咲く 伊豆の踊子』(1933年サイレント映画、田中絹代、大日方傳)
②『伊豆の踊子』(1954年モノクロ映画、美空ひばり、石濱朗)
③『伊豆の踊子』(1960年、鰐淵晴子、津川雅彦)
④『伊豆の踊子』(1963年、吉永小百合、高橋英樹)
⑤『伊豆の踊子』(1967年、内藤洋子、黒沢年男)
⑥『伊豆の踊子』(1974年、山口百恵、三浦友和)


若い頃の田中絹代を知らないから①だけは是非観てみたいが、小柄だったとはいえ撮影時24才のはずだから、どんな踊り子を演じたやら・・・


かってのサユリスト達も、今はぼちぼち70才を越え始めただろうか。


                              



尾根の風景


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(左:クチブトゾウムシ、右:オジロアシナガゾウムシ


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(左:ナガコガネグモ、右:シオカラトンボ)



 今年も、ヤマユリが咲き出した。

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(ヤマユリ)



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(左:トックリバチ、右:???)



 ツチイナゴ(左)は図体は大きいが、人に気付くと葉の裏に隠れようとする。
(右)のショウリョウバッタの幼体は、突っ張ってるのか、逃げる用意をしているのか。

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(左:ツチイナゴ、右:ショウリョウバッタ)



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