埼玉県の県庁はどこにあるの?
朝日新聞の夕刊に、「窓 論説委員室から」というコラムがある。最近の大学生、高校生のほぼ半数がイラクの場所を知らない、という調査に関連して、24日の夕刊に、次のように書いていた。
ある小学校長より、「今の小学生は、日本の都道府県の名前や場所を教えられていないのですよ」、と聞かされて仰天した、と。
また次のようにも書いている。以下引用。
都道府県や県庁所在地を知ることと、「自分の頭で考えて行動できる」こととが、強い相関があるとは思えない。せいぜい東京と大阪、プラス北海道と沖縄くらい知っておれば十分だろう。また、他県の県庁所在地を知ることが、小学生にどんな意味があるというのだ。それよりも、例えば「3大都市に何割の人工が集中しているか」、「過去60年間に農業従事者比率がどれだけ変化したか」などの方が、はるかに強く小学生の頭脳を刺激するだろう。
また、世の中の変化は早いから、10年、20年単位で考えれば、新たに覚えなければならない事項は確実に増えているはずである。人間の能力に限界があるのだから、取捨選択するのは当然だ。2,30年前に習ったことと比較するのはナンセンスだ。
思考力だけでなく、記憶力についても、個人差は大きい。余力のある者には多くを与えればよい。たまたま見た、中国の中学生用の歴史教科書はページ数が多くて内容が豊富であった。しかし、必ず覚えなければならない範囲とそれ以外とが一目で分かるように編集されていたのは、面白いと思った。余裕のない者にそれほど重要でもない知識を詰め込んで、肝心の思考力の養成が不十分になるのではもったいない。結局、教科書や教授方法の工夫で、個人の能力に応じた教育をするしかないのではないか。
当日のコラムの題名は、「居間に地図を、地球儀を」であった。「居間に地図を」は賛成である。教えなくても、小学生に必要な所在地くらいは自然に覚えるであろう。
ある小学校長より、「今の小学生は、日本の都道府県の名前や場所を教えられていないのですよ」、と聞かされて仰天した、と。
また次のようにも書いている。以下引用。
小学生のころ、白地図を持たされて都道府県や県庁所在地を覚えさせられた。あんなことは、もうしないのだ。
最近、総合学習が見直しの標的になっている。自分の頭で考えて行動できる人間がますます必要なのに、行方が心配だ。
都道府県や県庁所在地を知ることと、「自分の頭で考えて行動できる」こととが、強い相関があるとは思えない。せいぜい東京と大阪、プラス北海道と沖縄くらい知っておれば十分だろう。また、他県の県庁所在地を知ることが、小学生にどんな意味があるというのだ。それよりも、例えば「3大都市に何割の人工が集中しているか」、「過去60年間に農業従事者比率がどれだけ変化したか」などの方が、はるかに強く小学生の頭脳を刺激するだろう。
また、世の中の変化は早いから、10年、20年単位で考えれば、新たに覚えなければならない事項は確実に増えているはずである。人間の能力に限界があるのだから、取捨選択するのは当然だ。2,30年前に習ったことと比較するのはナンセンスだ。
思考力だけでなく、記憶力についても、個人差は大きい。余力のある者には多くを与えればよい。たまたま見た、中国の中学生用の歴史教科書はページ数が多くて内容が豊富であった。しかし、必ず覚えなければならない範囲とそれ以外とが一目で分かるように編集されていたのは、面白いと思った。余裕のない者にそれほど重要でもない知識を詰め込んで、肝心の思考力の養成が不十分になるのではもったいない。結局、教科書や教授方法の工夫で、個人の能力に応じた教育をするしかないのではないか。
当日のコラムの題名は、「居間に地図を、地球儀を」であった。「居間に地図を」は賛成である。教えなくても、小学生に必要な所在地くらいは自然に覚えるであろう。
この記事へのコメント
私は、子どもの頭の柔らかい時に、理屈ではなく丸暗記することは、決して悪いことではないのではないかと思うものです。
学校では、算数の九九と同様、県名や県庁所在地を丸暗記させてもいいのではないかしら。はじめはたとえ丸暗記だとしても、それがその後の知識欲につながって行くような気がします。
もっとも、うちでは学校に頼らず、自分の子どもには、中学1年くらいまでの間に、日本地図を見たら県名と県庁所在地をいえるようにしましたが。
確かに居間には地球儀も地図もありましたね。今もテレビの横には地図帳があります。
案外、松江と高松と松山の違いのわからない大人がたくさんいて、びっくりします。(苦笑)
「学校に頼らず」は、すばらしいと思います。親がちょっと関心を示すだけで、子供は興味を覚え、自然に身につけるもの。学校で子供の教育の仕方を習った記憶はありません、子供の教育より親の再教育の方が大切かも知れません。
小学生は丸暗記に適した年齢だと私も思います。興味が持てて、記憶に余裕があればいいのですが。西日本生まれの片靴の場合、岐阜県と長野県、群馬県と栃木県、三重県と奈良県などの位置は、成人してからも分かりませんでした。地名などは、今も、お手上げです(^^)
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