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含胡亭片靴
伊豆ヶ岳ハイク
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作成日時 : 2009/01/09 20:28
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7日、奥武蔵・伊豆ヶ岳のハイキングコースを歩いた。西武池袋線正丸駅前駐車場に駐車して、まず伊豆ヶ岳に登り、尾根伝いに「子ノ権現」に回って吾野駅に下り、電車で正丸に引き返した。「関東ふれあいの道」にも指定されている14.5km、約5時間半のハイキングコースである。
最初は巨大な岩が剥き出しになった沢に沿った車道を歩く。急傾斜の畑や散在する住居にとてつもない大きさの岩が見えた。自然石の傍に家を造り、それをそのまま庭に取り込んだような風流な作りの家もあった。30分ほど歩いて、いよいよ山道である。よく手入れされた杉林の中を谷に沿って登る。道は、伊豆ヶ岳山頂直下の「男坂」の下に出て、正丸峠からのルートに合流した。(
)
女坂への迂回を促す立て札があるが、また「
落石注意
事故あった場合 自己責任となります 飯能市
」と書いた別の札もある。岩壁の下には、こぶし大の石が堆積しているから、落石が多いのだろう。
前後に人もいないし、前回登って様子も分かっているので、今回も男坂を上がることにする。長さ30mと書いたガイドブックもある鎖の岩場を一直線に登る。傾斜も急ではなく、途中2ヶ所立って休める幅の狭い棚もあるので、落石さえ注意すれば決して危険ではない。
北斜面の棚からの眺めは抜群である。奥武蔵の山越に雪を頂いた山々、浅間山から谷川連峰までが広がっていた。ささやかなものだが、冒険(?)をした甲斐があったと満足
鎖場を終わっても、岩の道が続く。
伊豆ヶ岳の先には、もうこのような岩場はない。他の登山者がいる時は、落石の被害者にも加害者にもなり得るから、男坂を避けて女坂に迂回するべきだろうが、その時は後で頂上から鎖場の上部まで逆に歩いてみるのも面白いのではないか。
伊豆ヶ岳851mの頂上に着いた。すでに数組の登山者が休憩していた。
眺めは抜群である。ほぼ360度見渡すことができる。天気がよければ、新宿も見えるとのこと。霞んではいたが、筑波山も確認できた。
(
)は、北の方角を眺めたもので、頂上部を削り取られた武甲山が僅かに頭を覗かせている。
(伊豆ヶ岳頂上より、拡大可)
「子ノ権現」に向かう。
急坂を下りて上り返したところが子御岳830m(
)。
アセビの道。
林相は次々に変わるが、全体的には桧や杉の植林帯が目立つ。
小さなピークを越えながら、徐々に高度を下げ、天目指峠475mへ。
峠からは再び登り、それが50分近く続いた時ようやく「子ノ権現」が見えてきた。
子ノ権現に着いたのは12時半、多くの登山者が日溜まりで昼飯を食べていた。
このお寺の庫裏は、今時珍しく藁葺きである(
)。
長時間歩いて来たから尚更そう感じるのか、古風な建物が疲れを癒してくれるような気がした。もし鉄筋コンクリートの建家だったら、このような安らぎは得られなかったろう。
本堂にお参りする。前の広場には大きな下駄や2トンもある鉄製の、しかし何故か金色の草鞋がある(
)。
日頃神仏など信じたことがないのに、登山中に出合う神社やお寺にお参りするのがすっかり習慣になってしまった。もっとも誰が祀ってあるかを気にしたことはない。
100円さし上げて線香の束を頂き、火をつけて供え祈る。最初の頃は拝礼の後で、何か祈るべきだったと気が付いたり、祈ろうとしてその言葉が見つからずに慌てたりしたものだが、今では間違うことはなくなった。
茶店で昼飯にしようと思ってきたのに、定休日らしくて閉まっていた。吾野駅まで、1時間半、ひたすら歩いて下った。
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